「日本のいちばん長い日」を見た
ku2の(今年)一番長い日が終わって、すっかり燃え尽きてしまい、
結果としてまた二か月ほどほったらかしになっていました。
見るほうはなんとか続けているのだけど、書くほうについては
PCの前に立つ必要があるので、やり方を変えないと継続難しいかなぁ。
作品自体は、映画館でやることを知っていたので見たかったのだけど、
(本木さんが昭和天皇を演じられるかどうかの話も読んでいたし)
タイミングが合わずに映画館では終わってしまい、
気が付いたらdTVで公開されていたので視聴。
映画データ
★3.5で。
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016年5月18日
そして終戦のエンペラーに続く。
英国王のスピーチも関連ですな。
[dTV] 日本のいちばん長い日 #dTV https://t.co/NFCdYYk7tg
Allcinema
感想
運命の8/15に向けて、当時の内閣が降伏に向けて動いていくのに対し、
戦争を継続させたい陸軍(特に青年将校)が動きを見せて……という話。
あー、陸軍あかんなー、と単純に思って見てました。
個人的にどうしても天皇の意思を優先させたいと思いながら
見ているのもあるので、「畑中自重しろ」感が凄かったです。
あくまで私に限った話ですが、天皇が無碍に扱われている(ように見える)
作品は他の映画と違う感想を持つんだなー、と思ったりしました。
それが分かっただけでも儲けもの。
役所広司(阿南)が重厚でなんとか陸軍の暴走を抑えようと動いているのと、
松坂桃李(畑中)が熱量をもった暴走で押し切ろうとしているのが対比になって
陸軍だけで見ると非常に分かりやすいのだけども、他の要素も入って
畑中だけが凄く浮いて見えるという……実際浮いているのだけども。
他に熱があるなぁ、と思うシーンは玉音放送の文言をどうするかの会議。
実際、一字一句非常に慎重に選んだのだろうなぁ、と思うともう少し
白熱していても良かったのかもしれないかな、と。
それ以外は割と落ち着いていた(ように見えた)
作品の内容からして、全編盛り上がるというものではないのだけどももう少し熱量があると静かなシーンの記憶もついたのかもしれない。
この前後で二次大戦ものを続けて見ていましたので、なんとなく
彼らが繋がっているような感じがしました。
これに限らず、続けて視聴することで流れができる、というのも
面白いかなー、と思った次第です。いつかやるかも。
ツッコミどころ
・この作品に限ったことでないから性質が悪いのですが、
だんだん松坂桃李という人が、熱量で押し切る軽い人に見えてきます。
シンケンジャーしかり、怪盗ロワイヤルしかり、軍師官兵衛しかり。
・本木さん素敵だった。
正直に言うと、この記事を読んで本木さんの昭和天皇を見るために
この映画を見ようと思った、というのもある。
本木雅弘、昭和天皇を演じた重圧と樹木希林の後押しを明かす | cinemacafe.net
奨めた樹木希林からダメ出しされているとは思ってもいなかったけど(笑)
昭和天皇を演じた本木雅弘に樹木希林がコメント「もっと親しみやすい笑顔を見せたらよかった」|Real Sound|リアルサウンド 映画部
・今度別記事にするつもりですが、この作品と、終戦のエンペラー、
(少し外れますが)英国王のスピーチあたりは続けて見ると面白いかもです。
見るべき?
★★★★★★★☆☆☆
国民必見!とまでは言いませんが、終戦直前で何が行われていたかについて
知るための良い資料(導入)としては良いのではないかと思います。
繰り返しになりますが、5.15や2.26の件も含めて、陸軍もう少し
なんとかならなかったのか、と強く思う次第です。
「彼女の告白ランキング」を見た
ショートショート漁りをしていたところ、日本の作品を発見!
映画データ
★2.5。なんだこれ(笑)
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016年3月23日
彼女の告白ランキング|dTV|未体験のドキドキに出会える、動画・映像配信サービス https://t.co/pWPymetaBg
Allcinema
ないかな……たぶん。
たぶん、こちらもないかな……
感想
YouTubeに予告編があるのでまずはどうぞ。
上の予告編を見て、「見てみようかな」と思う人だけどうぞ。
そこまで長くはないので、どーんと行ってみよう。
予告編にある「下回る」は伊達じゃない!(笑)
いや、本当に見終わったときに「……なんだこれ(笑)」と
思ったのは間違いないし。
予告編を最後まで見てもらった人にはわかると思うのだけど、
これはショートショートの枠組みの中で、コントをやってるのだと思った。
つまり、ショートコント。
いや、21分だからショートコントではないか。
ツッコミどころ
・予告編でも出てるので敢えて挙げるけど、
17の秘密があって、17位が浮気してました、だからな。
ただ、ホントに先に進むにつれて衝撃増えるからな。
よく考えたとは思う。コントだけど。
・ランキングってどうなんだろうねぇ(遠い目)
・ちなみに、紹介するショートショートの中では最長だったと思います。
21分。ショートショートかもしれないけど長い。
それなりに覚悟が必要です。
見るべき?
★★★★★☆☆☆☆☆
ショートショートの枠組みでコント。
冷静に考えると、もう少し高くても良いのかもしれない。
でも積極的にお勧めはしない。そんな作品でした。
「超高速!参勤交代」を見た
時代劇関連はいつか見ようと思ってる作品が多くて、これもそのうちの一つ。
映画データ
★3.5
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016年3月10日
佐々木蔵之介の殺陣凄かった
なんかちゃんと血が出てた
でも最後の歌だけで-1したくなったよマジで。
本編は面白いので是非。
超高速!参勤交代|dTV|未体験のドキドキに出会える、動画・映像配信サービス https://t.co/gP9oX9TWv8
Allcinema
感想
いや、面白かったですよ。
続編作られるのも分かります。
キャラクターもそれぞれしっかり出来ているし、
陣内孝則の悪代官っぷりもなかなか良いです。ホントに悪役が上手い。
情けは人の為ならず、を地で行くお殿様やらなにやら。
ツッコミどころ
とにかく最後の歌がねぇ……これでポイント減らすのもどうかと思ったけど、
あまりにもイメージぶち壊しなので、下げたくなった。
というか、腹が立ったのですよ、せっかくの良い映画なのに。
見るべき?
★★★★★★★☆☆☆
厳しめです。本来★8で良いと思ってます。
まだ遊助あたりで固めたほうが良かった(出てますし)
「白と黒」を見た
ショートショートがdTVで始まったので、件数稼ぎのために視聴。
映画データ
★3にした。そこまで悪くはない。
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016年3月17日
15分のショートショートなので、隙間にちょっと見られる。
白と黒|dTV|未体験のドキドキに出会える、動画・映像配信サービス https://t.co/SGoYEDlodW
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……ないよ。
……こっちもないよ。
感想
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア|国際短編映画祭の
2015年上映作品、だそうです。
YouTubeに予告編がありますので貼り付け。
15分ですが、もう少し長く感じたかな。
中国語なんですが、ふつうに見られます。
中国人のおじいさん(飲茶(饅頭の方が分かりやすい)作ってる)と、
犯罪者の男が出てきて……という話。
あー、なるほど。という終わり方するかな。
ツッコミどころ
・これ、dTVの評価が非常に低い(★1.5)のですが、
そこまで悪くないと思うのです。
ハッキリ言います。この後に出てくる他のショートショートに比べて
非常にわかりやすい!
導入として見るには割とお勧めです。
・問題は紹介文。dTVのみならず、他サイトでも書いてあるのは、
「ぼろを着た殺人を犯した男が街にやってくる。飢餓に耐えられなくなった男は
店主がおいしそうな飲茶をつくっている店の前で立ち尽くす。
その次の瞬間、彼らの運命が狂い始める。」
……うん、間違ってないけどコレじゃわかんないよ。
・dTVの解説なんかもっと酷い。
「善と悪を巡る人生。」
……これで何を理解しろ、と。
見るべき?
★★★★★★☆☆☆☆
ショートショートとしては標準的と見て良いと思います。
普通に面白かった、と思いますよ。理解できますし。
「ウォーキング・デッド シーズン2」を見た
これを見ていた当時はまだそこまでハマっていなくて、
ネタバレするのが怖くて情報収集していなかったのです。
今?とにかく情報が欲しいのでネタバレ上等です(笑)
映画データ
★4.5で。これ、どこまで続くんだろ……
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016年3月3日
ウォーキング・デッド シーズン2|dTV|未体験のドキドキに出会える、動画・映像配信サービス https://t.co/su2J36i2La
Allcinema
TV ウォーキング・デッド (シーズン2) - allcinema
感想
それにしてもシーズン1に比べるとなんとなく地味な感じが拭えない。
というか、シーズン1が衝撃的すぎて(ホントはあそこで終わる予定とかも)
シーズン2はとにかくどうやってこの先続けていくかが考慮されてたように
思える。その答えが「土地と紐づく」→「安全な土地を求めてサバイバル」の
流れになっているのだろうな、と思えたり。
そういう意味では、シーズン1の主題は「これは何なのかを知る」だったのだと
実感。シーズン1ラストで科学者が言っていた台詞もシーズン1の一番重い台詞で
それ切っ掛けでリックの行動が徐々に変わっていくわけで。
ツッコミどころ
・1話目でカールが打たれた時、
「アイツ子供だし、能力低いし離脱するのかな……」
と思っていました。すみません。
・いわゆる〇〇枠ってのがあって、その枠から外れると
すぐに止めをさされるような感じがしている。
・この作品を見ていると、
「ああ、SAN値って実際にあるんだな……」
と強く思えてくる。
・tweetにも書いたけど、いつまで続くのかしら……
(注)現時点でもまだ続いています。
そう考えるとブレイキングバッドは潔かった。
見るべき?
★★★★★★★★★☆
方向性が定まりましたので、こっからエキサイティングになります。
ここからも見続ける覚悟ができたら、ぜひ見てください。
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」を見た
そして伝説へ。
1作目に戻る、という意味では同じキャッチコピーで行けそう。
映画データ
★5で。 マラソン完了! アナキン格好良かったのに、ダース・ベイダーがあんななのは皇帝の趣味が悪いせい。 [dTV] スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 #dmkt #スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 https://t.co/SvuKuYKZpI
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016, 1月 10
そしてdTVのスターウォーズは無事レンタルに変更。 急いで見なくても良かったかもしれない。
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016, 1月 10
Allcinema
映画 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 - allcinema
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 - Wikipedia
感想
なんとも悲しいダースベイダー誕生の瞬間。
翻弄され続けた結果がアレなので非常に報われない。
とは言っても、Point of No Return超えた後ははっちゃけて
パダワン大量虐殺したりしているので、正直同情する気にはならない。
もっと言えばやはりアナキンはジェダイになるべきではなかったのだろうな、と
なんとなく考えてしまう。というよりもジェダイ自体ある種通常の人生から
離れて生きなければならないから、それこそ話の流れで出てきている
ある程度の年齢を超えるともはや向いていない(我欲が生まれる)と思えた。
つまりは生まれながらのジェダイマシーン以外は向いていないし、
それを2代続けて面倒を見ることになったオビ・ワン=ケノービは
考えようによっては凄く損な役回りだったのではないだろうか、と思える。
※反面、アナキンの件もあるので面倒見るのが当たり前、とも思える。
なかなかに難しい役回りではある。
ツッコミどころ
・やっぱりダースベイダーってダサいよねぇ……
・あんなに深い悲しみから生まれしダースベイダーが4作目5作目で
変に荒々しいのは妙な気がする。
常にイライラしているダースベイダーも確かにキャラクターは立ってるけど、
3作目の後のダースベイダーはもっと冷徹に味方も処分するというか、
感情残り過ぎじゃないかな、と思える。
・まあ、後付けで設定されている方をベースに考えるのが悪いのだけど。
・一応アナキンはジェダイマスターには至らない、ということで
それこそ妙な力を欲しがったり、結果として卑怯な手に出たりするのだけど、
それにしても本来の実力はどれほどのものかというのが分かりやすく
見せられる場所がなかったのはちょっとな、とも思う。
・あ、あの負けるシーンがその実力が分かるシーンか……
だとしたら、結構弱くないか?
それなりの実力があって、という流れだと少し奇妙にも思えてくる。
見るべき?
★★★★★★★★★★
アンチヒーロー誕生の瞬間に、ぜひお立会いください。
この後7作目をシネマシティで見ているのですが、7作目にも一応出ます。
スターウォーズの皆勤賞なのです、今のところは。
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」を見た
連続して見ているにも関わらず、この話なんだっけ?が続く視聴。
しかも、連続してみているので疲労がたまってくるところ。
大体、1日2本くらいにしないとね……
映画データ
★4つ。 なんか妙な中弛み感。 [dTV] スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 #dmkt #スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 https://t.co/DUS6PUfRBK
— ku2_tgam (@ku2_tgam) 2016, 1月 10
Allcinema
映画 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 - allcinema
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 - Wikipedia
感想
3作の真ん中は(特にこれは3部作の中であることが明らかなので)
次作へのつなぎにしないといけない箇所が多いように思えます。
ひらたく言うと(さらに言うと3作目のラストも決まってることもあり)
もうずっと不穏な空気が流れていく、という流れ。
普通の映画なら良い感じのロマンスも、この作品に限って言えば、
「ああ、この後ああなるんだよなぁ……」
となってしまうのがなんともはや。
ツッコミどころ
・やはり義手化。
・ホントに2時間ずっと不穏なので、見ててかなりツライです。
・この作品に限って言えば、ツッコミどころが内容に触れる箇所が多いので、
あまりツッコミ入れられません。
見るべき?
★★★★★★★★☆☆
次の作品があって、その作品が面白くなるとわかっていること、
古典なので作品の流れも見えていることからすると、
そうなってくると……まあまあ微妙。
それでもここまで見せるのは流石、という感じ。